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コロナ過に伴い、外部でのライブが軒並み中止となっている音楽業界。
ワタナベエンターテイメントカレッジ(WEC)生も、日ごろの練習の成果を出す場がなく、苦しい日々が長く続いておりました。
作曲・作詞・音楽理論など、コロナ過の中で伸ばせる部分も多くありますが、やはりミュージシャンにとっての活躍の場はライブステージです。
なんとかライブが開催できないかという学生からの要望もあり、感染対策を十分に実施した上で、校舎内にあるスタジオで、配信型ライブが実現致しました!
とはいえ、開催には2つのハードルがありました。
ひとつは、コロナに感染をしない環境を作ることができるのかどうか。
色々な方面よりコロナ対策の情報を得て、準備・リハーサル・本番と対応をしております。
特に本番においては、ひとりが終わるごとにマイク等の機材の消毒、会場の換気、音響スタッフとの十分な距離をとるなど、感染対策を徹底しての運営となっています。
そして、二つ目は、お客さんがいないという特殊な状況の中、どんなパフォーマンスをすれば楽しんでもらえるのか…
そこで、今回のライブでは、新しい取り組みとして、全体を映すカメラだけでなく、ステージ横からのアングル、表情をアップで映すカメラの設置と、複数台のカメラを使うことに。
それにより、配信を見ているお客さんからは、好きなアングルを選べるという、新しい配信スタイルにチャレンジをしております。
また、ステージパフォーマンスやMCも、配信のお客さんを意識している部分が随所に見受けられました。
特にMCでは、“夢にチャレンジできていること”、“改めて音楽が好きという気持ちに気づく期間だった”など、家族や友人、そして自分の夢に対しての愛や感謝の言葉が多かったのが印象的でした。
今後、無観客や配信でのライブ機会は続いていくことが予想されます。
ただ上手くなるだけでなく、時代に合ったアーティストになっていく。
音楽を職業にしていくために、必須な能力だと私たちは考えています。
夢を追う大切な時間を作ってあげるために、スタッフ一同、万全なバックアップをしていきたいと、改めて思えた1日となりました。
本科のみんな、ありがとう!
スタッフより