ワタナベN 1期生卒業生インタビュー

卒業生インタビュー

1期生として入学し、2022年3月に卒業した2人に
在学中のことや成長を感じたことついてお話いただきました

好きな事を通して明るい自分へ

1期卒業生 Sa-i 宮城県

各授業はどうでしたか?

演技の授業では、演じる事だけではなく、演出家視点のお話もたくさんしていただきました。そのおかげでドラマとか映画を見る時に、今まではただ楽しんでいただけだったけど、女優さんの表情や感情の動き、カット割りとかの撮影技術的なことを意識していなくても気づくようになりました。特に私は特撮が大好きでいつも見ていますが、視聴した後のレビューとかも今までなんとなく見ることはあったけど、自分なりの意見を持って見れるようになり楽しめてレビューを読めていることは成長を感じる部分です。ファンとしての観方よりも演者としての観方に変化をしている気がします。

ダンスは今までも好きで我流で踊っていました。ダンスの授業では動きの意味を一つ一つ丁寧に教えていただけたので、動きの理由が理解でき、流れがイメージしやすくなったので振り覚えが早くなりました。普段は自宅の限られたスペースで授業を受けていましたが、合宿の際には、広いスタジオでみんなと踊れたので本当に楽しかったです。

モデルの授業では、今までずっと猫背で家族からも良く注意されていたけど、 姿勢も良くなって注意されることはなくなりました。 姿勢も良くなり、疲れづらくなった感覚です。

そしてなにより魅力発見の授業が一番の成長につながっていると思います。この授業があったからこそ、みんなのことを知ることができたし、自分が好きなものを発信できる環境があることがすごい幸せでした。みんなも私の好きな事に理解を示してくれるし、何か言うと先生が肯定で返してもらえたのでそれが嬉しかったです。もともとネガティブに捉えがちだった私がポジティブに物事を捉えられるように変わったと思います。それから自分のことを資料にまとめたり、発表することを繰り返したので、発信する力がとても身についたと思います。

ワタナベNで過ごした1年で得られたことは?

高校に入り、コロナのこともあり、友達と交流する機会が減り、少し暗いイメージになっていたけど、授業を通して、好きな事を発信する機会がたくさんあり、明るい私が戻ってきた感じです!

自分の好きなものを通して明るくなった実感があるので、自分の“好きなモノの力”ってすごくて、それがあるからこそ日々頑張れるし、生きていけるしってことを感じることができた授業でした。

私生活では、入学前は起きる時間が遅かったし、夜は夜更かしして、外には基本出ない、まともに3食きちんと食べていなかったような生活をしていたけど、こんな授業を毎日決まった時間に受けることでとても生活習慣も改善されましたし、とても厳しかった両親も授業や課題を頑張ってる姿を見てくれていて、やりたい事への理解を示してくれるようになり嬉しかったです。

卒業した今でも講師の先生の言葉が、実生活の中に活きているって感じます。特に宮城から上京して家族と離れて過ごすことで改めて感じることが良くあります。たくさんの言葉が何か悩んだ時に救ってくれています。ワタナベNの友達とも卒業後もSNSをチェックしたり、連絡取り合っています。これからも好きな事、友人、家族、先生からの言葉を大切に過ごしていきます!

保護者様の声

ワタナベNに入学する前、同校のパンフレットを読み、エンターテイメントに特化したカリキュラムを、日本全国どこからでも学べるという点がとても画期的であると感じました。さらにプロの講師の方々から直接指導を受けられることから、本人もワタナベNへの入学を決意したようです。入学後、実際に授業を受けてみて、まさに本物を感じることができたと、とても満足していました。

ワタナベNに入学する前は、何事に対しても消極的でしたが、入学後は、自分から進んで授業を受けたり、授業以外のことにも自ら取り組んだりする等、何事に対しても積極的に行動するようになったと感じています。卒業後も、アルバイトをしたり、学校や寮で友人を作ったりする等、積極的に行動しているようです。

ワタナベNでは、講師の方から直接、個々の生徒に向けたアドバイスをいただくことができますが、それは、クラスメイトも共有することができます。そのため、自分だけでなくクラスメイトが何を目指しているのかを知り、お互いを理解することが、ひいては仲間づくりに繋がったのではないかと思います。

そのようなこともあり、本人は、授業終了後もクラスメイト同士で語り合う等、ZOOMでの「放課後」を楽しんでいたようです。クラスメイトが様々な課題に取り組んできた姿を、画面を通してお互い応援し、切磋琢磨した一年間でした。最後に集大成となる合宿を敢行出来て、本当に良かったと思います。対面でのレッスンはもちろんのこと、オリジナルの舞台制作までやり遂げたことは、本人にとって大きな自信に繋がりました。

また、卒業後も、上京した娘の母校訪問を温かく迎えていただき、大変感謝しています。(Sa-iさんの母)

人の為に生きたい!っていう軸ができた

1期卒業生 Nao 神奈川県

各授業はどうでしたか?

今まで学校の授業を受ける時って、すごい覚悟が必要で“勉強”っていう堅い何かがあってすごい構えて授業を受けていました。

ワタナベNに入ってから、演技の最初の授業で先生から、「水飲みたかったら飲めばいいし、トイレ行きたかったら行けばいいし、眠たくなった寝ればいい。眠たくなるのは俺の話が面白くないからで君たちは何も悪くない」とお話いただいた時に、この人はなんていい先生なんだ!って思いました。なんか、これが先生だよな!かっこいいな!って思って授業が受けやすくなりました。

演技の授業では、演じるトレーニングではなく、言葉の持つ意味や、感情とか自分が行動するまでのメカニズムとかを授業を通して教えていただいたりとか話をしてもらって、人生の為になることが多くて真剣に勉強しました。今まで人間関係とかでの何かトラブルとかがあると、なんで?って理解できない出来事がたくさんありましたが、そんなもやもやしていた何かが、すっきりなくなった感覚で本当に生きやすくなりました。一つ一つの行動や言動に意味があることが分かったし、あの時のあれはこういうことだったんだ。とか今ならこうするなぁ。と答えが出てきた感じです。

人として1番大事な “言葉” のこととか、自分の嫌なことを人には絶対しない。とか、当たり前のことを言葉で改めてしっかりと伝えていただいたのが、すごい勉強になったし、授業が楽しみになりました。

以前は提出物とか課題をやることは本当に苦手で、でもこの1年間で前向きに取り組めるようになりました。 スライドで発表する機会も多くあったんですが、わかりやすくみんなに説明するにはどうすればいいんだろう。って考えて、発表でスライドを使い始めたらみんなが褒めてくれました。 みんなの発表もすごい楽しみで、いい発表があれば、取り入れて次の発表に活かそう!って自然と思えるようになっていました。

自分がやることは、自己満足もあるんだけど、周りの人がどう思うかを大事にするようになりました。 これは、授業だけではなくて、友達に会った時もそうだけど、人が楽しんでいる方が心地よくて。人が楽しめるような行動ができるようになりたいと思うようになりましたし、人の為に生きたい!っていう人生の軸ができました!

ワタナベNで過ごした1年で得られたことは?

人といる時に出来るだけ肯定しよう。っていう想いが強くなりました。魅力発見の授業で、先生にたくさん肯定してもらって“自信”がつきました。人を肯定できる人ってすごい少ないなって感じていますし、人って周りに肯定してくれる人が一人でもいるとすごく生きやすくなるって実感しました。だから肯定する側で居たいって思って、肯定するってことを大事にするようになりました。

3年ぶりに会った友達にも、“言葉” の意味や伝わり方を考えながら話をするようになっていました。肯定することで相手も喜んでくれるし、うれしい、って素直に思えました。

あと、妹が学校に行かなくなったんですよ。
今までだったらあまり考えず「絶対学校行った方がいいよ。」って妹に言ってたと思うんですが、「そういう選択肢もあるよね」とか「空いた時間でこういうことをしたらいいよね。」とか、寄り添えるようになったし、二人で出かけることも増えました。人生長いじゃないですか。半年学校行かなかったって、一生が台無しになるわけじゃない。っていうような、長い人生に必要なことをワタナベNで学んだ気がします。

先生の言葉がすごく好きで、刺さる言葉をたくさんいただきました!街を歩くときに姿勢を良くする意識をできるようになってて、「あっ、これモデルのレッスンで習ったことだ。」とか、カラオケ行ったら歌が上手くなってて、「あっ、これってヴォイトレのおかげだ!」とか、学んだ事が日常で活きているってことが良くあります。自信がついて周りの目を気にせずいろんなところに出かけたり出来るようになりました。 好きな格好で外に出て、好きな時間にお茶をして、今すごい幸せだなぁ!って感じることが良くあります。 いい学校に入れたなぁって、スキルアップにつながったなぁって、思えて、そう思う度に“自信” につながっている気がします。

あとは大好きな仲間ができました。合宿の時に初めて直接会って、自分は周りが見える位置に居たくて、みんながちゃんと楽しめているかどうかが気になって、輪から離れている子には声をかけてみたりを自然にやっていました。合宿の解散時にみんなからお礼を言われたときに、本当に嬉しかったです。今まで転校も何度も経験しましたが、卒業や別れを初めて寂しいと感じさせてくれた最高の仲間に出逢えて本当によかったです。

保護者様の声

家族の食事の場などでの会話で、本人自ら自分の成長を語ってくれております。スクールの先生方の姿や在り方、そして仲間の存在を通して、入学前と比べ、自らのなりたい自分像を具体的に持つことができるようになったと思います。

ワタナベNには、生徒達の無限の可能性を信じ、肯定的な関わりをしてくれることを期待していましたが、娘が本当にワタナベNに行ってよかったと話しておりますので、それが全ての答えだと思います。一期生として手探りで進めざるを得ないところもあったかと思いますが、娘にとっては素晴らしい体験となったようです。ありがとうございました。 (Naoさんの父)

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