えびしゃインタビュー
ワタナベお笑い No1決定戦決勝進出!
【芸人きっかけ編】
えびしゃインタビュー
まずはワタナベお笑い№1決定戦決勝進出おめでとうございます!
一同:ありがとうございます!!!
スクール在校中の決勝進出は丸山礼さん以来2組目となりますが、率直に決勝進出した今のお気持ちを聞かせてください。
大根:まずは驚きですね。ただ今は決勝進出が決まってから少し時間が経ったので、少しずつ闘争心に変わってきています。
佐伯:生放送っていうのが・・・どきどきしますね。初めての経験なので。
中村:準備は万端です。ただやってみないことには分からないという状況ですかね。
3月にワタナベコメディスクールを卒業し、4月にワタナベエンターテインメントへ所属したばかりの3人に、養成所に入学する前から、養成所生活の1年間などを振り返って頂き、当時のお話を伺えればと思います。
まずはお笑い芸人を目指したきっかけを教えてください。
佐伯:元々は大学を卒業して社会人になる予定だったので、社会に出たらできないことを大学でやろうと思ってました。それで大学時代からお笑いを始めたんですけど、あまりにもお笑いが楽しすぎて、気が付いたら今も続けているという状況ですね。元々は親もお笑いを「やるな、やるな」と反対していたんですけど、4年間続けてたら応援に変わってきたタイミングがあって、親からも「芸人続けるの?」と聞かれるようになり、その時に自分も「お笑いかー。」と意識するようになりました。
大根:僕も大学からお笑いをやっていたんですけど、大学にじりじりじりじり行かなくなり、そしてじりじりじりじりお笑いしか進路がなくなっていました。笑
中村:僕は世界に1つでも多く笑いを届けたいと思ってお笑い始めました。
大根:おい!ふざけるなよ!
佐伯:あっ!でもおれも就活の時に面接で同じこと言ったよ!
中村:おれがちょっとボケた所に乗っかってべらべらしゃべるなよ!おれが本気で言ってると思われるだろっ!恥ずかしい。真面目に答えますね。僕は高校生の時に、生徒会選挙の応援演説をやったときに、代々応援演説をする人はちょっとボケたりして盛り上げたりするんですけど、そこですごくうけて、それがめちゃくちゃ気持ちよくて、それが芸人になろうと思った1つのきっかけですね。
3人がトリオを結成することになった経緯を教えてください。
大根:最初は中村と僕がコンビを組みました。
中村:そうです。大根と僕が大学4年生の同時期に相方がいなくなってしまうタイミングがあったんですけど、ある時急に僕のところに「大根です。コントしませんか?」って連絡がきたんです。それが大根との初めてのやり取りだったんですけど・・・怖いすぎると思ったんですけど、僕も変な負けず嫌いで、「やりましょう。」の一言だけ返しました!
大根:気持ちの悪いやり取りだったよね!笑
中村:そんなこともありつつ、佐伯も一人だったので、声を掛けて3人でやることになりました。
3人は大学お笑いで多くの実績を積んでいると伺っていますが、どんな実績がありますか?
大根:[えびしゃ]としては、大学お笑いに【大学芸会】と【NOROSHI】という大きな大会があるんですけど、個人戦の【大学芸会】は準優勝。団体戦の【NOROSHI】では優勝させて頂きました。
中村:【大学芸会】に関しては僕らが準優勝だったんですけど、優勝は佐伯が組んでいた別のコンビでした!
大根:しかも、佐伯は【学生R-1】というピンの大会でも優勝してるんです。なので大学お笑いの主要3大大会をすべて優勝しているんです!これは歴代初の実績なんです。
佐伯:んー。でも僕はまだ実感がないんですよ。本当に・・・
中村:今実感ないならもう無理だよ!
そんな多くの実績を残している3人がなぜワタナベコメディスクールに入ろうと思ったか教えてください。
大根:大学時代にワタナベコメディスクールのオーディションを受けてみないかと誘ってもらったので、オーディションを受けに行って、そのまま入学することになりました。これは何故かというと、週1回のコースがワタナベコメディスクールにはあるんですけど、それがあったことが大きかったです。
佐伯:そうですね。僕も内定が決まっていて、社会人と両立して養成所に通えたらいいなと思っていたので、それはとても大きかったです。
中村:僕はワタナベエンターテインメントのイメージが、ネタももちろんですけど、ネタだけじゃない人間力を大切にしているイメージがあって、大学時代にネタはがんばっていたと思っているので、その人間力を育ててもらいたいなということもあってコメディスクールを選んだのもあります。
佐伯:それは僕もあります。ぼくは自分のことをあまり面白いと思っていなかったんです。大会とかは頑張って優勝したりとかさせてもらって、ネタはがんばったんですけど、【自分】が面白くなりたいと思ってというのが大きいです。
大学やフリーの活動など、お笑いの経験があると養成所へ入学しないということも選択肢にあるのかと思いますが、3人が養成所を選んだ理由があれば教えてください。
中村:ネタに関して言えば、人によっては養成所に通う必要がない人もいるのかもしれないんですけど、テレビに出て活躍するとかを考えると、ネタ以外に求められる要素があまりにも多すぎると思っていて、そこは大学のサークルではおろそかにされている様に感じてしまい、そこを身に着けるために養成所に入ろうと思いました。
大根:大学時代は台本とひたすらにらめっこしていました。そうではなくて、自分と向き合う必要があって、それはどこかで学ぶ必要があるのかなというのはなんとなく感じていました。
中村:ただ結果的に言うと、自分と向き合えることはもちろんですけど、ネタの作り方も大きく変わりました。なので、ワタナベコメディスクールに通って全てのお笑いの価値観が変わったのかもしれないです。